外科的歯内療法

根管治療で治癒しない
根管治療をするのが困難である

このような場合に、外科的に感染源を取り除く手段が、
歯内療法外科になります。

〜なぜ歯内療法外科が必要か?〜

患者さん心理としては、「可能な限り外科処置はしたくない」というのが本音です。しかし、一本の歯の治療方法をお伝えするにあたって、外科治療については必ず知っていただく必要があります。確かに無菌的に行われた根管治療は、歯の中を可能な限り綺麗にしますが、どうしても掃除しきれない部分が出ます。Peters OA.の2004年の論文において、機械的拡大において35~53%程度しか、根管内に触れられていないとしています。つまり、針のような器具を使って歯の中を一生懸命お掃除しても、半分くらいは取り残しがあると言うことです。また、再根管治療をうけた歯は、感染している領域が広範囲にわたるため、感染部分の取り残しも当然増えます。特に、根の先から3mm以内は枝分かれが多く通常の器具ではその全てを掃除し切るのは、ほぼ不可能です。根管治療だけで根の先の病気を治すことがいかに困難であるかお分かり頂けるかと思います。

 

〜歯根端切除術と意図的再植術〜

歯内療法外科はいくつか種類がありますが、その中でも代表的なものが歯根端切除術と意図的再植術になります。どちらも治療目的は、病気の原因となる根の先にある感染部分を取り除くことです。歯根端切除術は、歯茎をめくって骨の中にある根の先を切りに行く治療です。意図的再植術は、一旦歯を抜いて感染している部分を、直視しながらドリルや超音波にて綺麗にしてもと居たところに歯を戻す方法です。

 

どちらが優れているということではなく、患者様個人の病状にとって、より良い手術方法を選ぶ必要があります。


あなたのご希望を、まずは聞かせてください。

一緒に最適な方法を考えていきましょう。