- 歯根端切除術
一度治療した前歯が痛い時がある。歯根端切除術で対応した症例。
| 通院時の年齢 | 49歳 |
|---|---|
| 性別 | 女性 |
| 通院回数 | 3回(初診+歯根端切除術+抜糸) |
| 通院目的 | 以前根の治療をした前歯が痛い。治して欲しい。 |
| 処置内容 | 歯根端切除術 |
| 費用 | 143,000円(※治療当時の費用になります。) |
| 備考 | 根が短く、根尖をほとんどカットできない。 |
初診
患者さんは、他院にて7年以上前に治療を受けましたが、その治療した歯が痛い時があるのを主訴に来院されました。
一度治療を受けた歯が再度治療が可能かどうかを聞きたいとのことでした。
口腔内診査では、患歯である右上1に打診痛がありましたが、歯周ポケット・サイナストラクトもありませんでした。
デンタルX線およびCT上では根尖に病変ができているのが確認できました。
現状、根の長さが短く、外科処置を行うにしてもあまり根の先の感染部分を切る余裕がない状態でした。
治療方針として
①経過観察(何かあれば抜歯前提で治療介入)
②抜歯
③治療(再根管治療・歯根端切除術)
などのついてのメリットデメリットについてお伝えしたところ、患者さんは歯根端切除術をご希望されました。
次回より治療を進めていくことをお伝えし、診察を終了いたしました。

治療(右上1歯根端切除術)
浸潤麻酔をしてから、歯肉を切開剥離し、歯の先や骨から感染している組織を除去しました。
根尖部を削りすぎないように少しだけ切断し染め出すと、充填物や根管内の感染が確認できました。
超音波チップにて、感染源の除去・逆根管形成を行い、MTAセメントにより逆根管充填をし、縫合しました。

抜糸
術後1週間で来院いただいたき、抜糸を行い術野の洗浄を行いました。
ここから病変がどうなっていくか患者さんと一緒にみていくことをお伝えし、終了いたしました。
経過観察(術後1年)
術後1年の経過観察時のCT撮影では、根尖病変の治癒が確認できました。

患者さんからは「もう無理かと思いましたが、治ってよかったです!治療していただきありがとうございました!」とのお言葉をいただきました。
病変の治癒を確認することができ、患者さんにも喜んでもらえて、ありがたいです。
引き続き大切な歯を少しでも残せるように日々精進してまいります。
※これらすべての口腔内写真やX線写真・CT画像は、歯の保存治療普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。







