FAQ

歯内療法Q&A

Q

半年以上も根の治療に通っていますが、それが普通なのでしょうか?

A

決して普通ではありません。ゴールの見えない治療ほど、辛いものはありません。歯の形態や痛みの状況にもよりますが、長期間治療し続ければを良くなるというものではありません。何が原因で治らないか、正確に診断する必要があります。

Q

根管治療にはどのくらいの期間がかかるのでしょうか?

A

当クリニックの根管治療は、1回あたり1〜2時間の治療時間、1〜3回程度の治療回数で終了いたします。1回あたりの治療時間が確保できることで、感染部の清掃・消毒を確実かつ丁寧に行うことができます。また、治療回数が少なければ、仮の蓋の期間が短く済み、結果的に細菌に感染するリスクも下げることができます。
一般的な根管治療は様々な制約があるため、一回あたりの時間が確保できません(15~30分程度)。かつ、1回あたりの時間が短いためにできることが限られており、その分回数が増えてしまいます。奥歯の根管治療を始めて、気がつけば3ヶ月も経過していた!ということもしばしば起こります。

Q

マイクロスコープは使用しますか?

A

当クリニックでは全ての治療において、マイクロスコープを使用します。マイクロスコープは感染している部分を明確にし、直接観察することができます。特に再治療や外科治療を行う際には、感染部分の除去が重要になります。マイクロスコープ自体が病気を治すわけではありませんが、効率的な治療を行うために必要な機材であることは疑いようがありません。

Q

根管治療中は痛みがありますか?

A

当クリニックの根管治療は、十分麻酔が効いた状態で行います。麻酔行為自体も、針刺入の痛みを極力感じないように極細の針を使用し、注入速度をゆっくり一定にし、麻酔の温度を人の体温に近づけるなどの配慮をすることで、可能な限り痛みの無い麻酔を行います。また、麻酔後に一定時間おくことで、骨の中に麻酔が効くのを待ち、痛みが生じにくい状況になってから治療に入ります。
根管治療における最も多い悩みは、「痛み」に関するものです。根管治療を受けたことのある患者さんの中には、辛い経験をされた方も少なくありません。歯の中をお掃除するときの痛み、歯根の先に器具が刺さるチクチクした痛み、ズーンとした重い痛みが出たりと、歯科医院に行くのが憂鬱になるほどの痛みに悩まされる場合もあります。
痛みを伴わない治療は、患者さんのストレスを軽減します。当クリニックにお越しになられる患者さんの約半数は、治療時間が1〜2時間と長いこともあり、施術中にお眠りになられます。「治療中の痛みが不安」「痛みについて敏感である」など悩みがある場合はご相談ください。

Q

歯に穴があいているから残せないと言われました、どうすればいいですか?

A

穴の状態にもよりますが、感染源の除去や特殊な材料の使用により歯を保存できる可能性があります。お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

Q

歯の根の病気や根尖病変が起こる原因は何ですか?

A

歯根の異変を引き起こす主な原因は「細菌」です。神経が生きている場合は、根管内は細菌の影響を受けていません。しかし、むし歯や歯が折れたなどの原因で根管に細菌が入り込むと、神経が感染して炎症を引き起こし、痛みや腫れ、根の部分に膿が溜まるなどの症状につながります。

Q

歯内治療ができないケースはありますか?

A

「重度の歯周病」「歯に縦にヒビが入っている」「細菌によって歯が溶けてほとんど残っていない」などの場合は、被せ物の製作と装着ができず、歯内療法を行えない可能性があります。

Q

健康保険は適用できないのですか?

A

はい、申し訳ありませんが、当クリニックは自費診療で治療を行う歯科医院です。保険診療では適応とされていない高い治療効果が認められている世界基準の材料や機材を使用するためです。ご了承の上で治療をお受けいただくようお願いします。

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